歴史上の科学的な発見は、ある問題に悩み続けている時に、まったく異なる思考母体に出会うことで、
思いもしなかったアイデアが閃くことで生まれると言われています。
古代ギリシャの都市国家シラクサの王は、自分の王冠が偽造の金ではないかと疑っていた。王は、賢人アルキメデスに真偽を確かめることを命じた。
アルキメデスは、金の体積と重量の関係を知っていた。ゆえに、もし彼が王冠の体積を知ることができれば、それが純金であるか否かを判断することができる。しかし、複雑な飾りや細工をほどこされた王冠の体積をどうやって測定すればよいか、方法が見つからずにアルキメデス悩み続けた。
ある日アルキメデスは風呂の中で、体の容積によって、風呂の水位が上がることに気づいた。その瞬間、王冠を同じように水に沈めて、その体積を
測定すればよいというアイデアが閃いた。
彼は「Eureka! 」(I have found it)と叫んで、風呂から飛び出し、喜びのあまり裸で街を走り回った…
私たちにも、悩み続けた問題を解く糸口が見えたり、わきあがるアイデアに心がおどったり、
こう考えれば気持ちが楽になると思えたりする瞬間があります。
クロシングでは、未知な数=「X」の思考交差を通して、参加者が、それぞれの「Eureka」を見つけ、
「そうか!」「わかった!」「これだ!」といった瞬間に出会うことをめざします。
思想家アーサー・ケストラーは、あらゆる創造の源泉は、異なる思考母体が交差する所に存在することに気づき、
「Bisociation」(二元結合)という造語概念を提唱しました。創造とは、ある事実・アイデア・理論・技術等を別の思考母体に転換し、
これまで結びつけられなかった他のものと結合させることだと主張したのです。
私たちは「Bisociation」を発展させ、新たな創造の方法論として「クロシング」を提唱します。
現代社会における創造的な活動は、二種類の思考交差に限らず、
未知な数=「X」の思考交差ではないか、という思いを込めてこう呼びたいと思います。
人々が集まり、思考が交差する
創発が、偶発的に起きる
ふとみるとストレッチしている自分に気づく
クロシングはそんなウェブソサエティです。
クロシングではビジネスに限らず、政治・文化・スポーツ等幅広い分野から厳選した講演映像を提供しており、情報や知識を「得る」のではなく「考える」ことを目的に編集されています。自身の興味関心に絞り込まず意図的に多元的な情報に触れ、課題・知識経験・考え方と関連づけた感想を発言することが、思考の交差への第一歩です。
またクロシングには、さまざまなバックグラウンドを持つ会員が全国から参加しています。同じ講演を観ても、その感想は観る人の数だけ異なります。ある会員の感想が自分にとって、そして自分の感想が他の会員にとって、一人では気づけなかった視点や考え方の発見につながります。こうした思考の交差の連続により、創発が偶発的に起こることをクロシングは目指しています。
3カ月コース:9,900円
1年コース:33,000円
7日間の無料体験申込時に上記いずれかのコースを選択していただきます。
※会員期間は7日間の無料体験終了翌日あるいは更新した日から3か月または1年です。
※お申込みいただいたご本人様のみご利用可能です。ご本人以外や複数名での利用は禁止いたします。
一回の申込人数 | 年会費 | 割引率 |
---|---|---|
1-10名 | 33,000円 | 0% |
11-20名 | 29,700円 | 10% |
21-40名 | 26,400円 | 20% |
41-60名 | 25,740円 | 22% |
61-80名 | 24,750円 | 25% |
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